top of page

柳川市でロケットコンテストリハーサル実施

事務局

2025年3月3日

柳川市でロケットコンテストのリハーサルを行いました。

小雨がそぼ降る柳川の空。崇城大学・下田孝幸教授指導の下、崇城大学宇宙倶楽部の学生たちが、種子島ロケットコンテストに向けたリハーサルのためにこの地に集まりました。

熊本から運び込まれたロケットとカンサット。長い時間をかけて作り上げた機体を、現地で調整しながら、本番さながらのテストに臨みます。

ロケットを一定の高度まで打ち上げる必要がありますが、大学の近くには適した場所がありません。そこで、航空宇宙産業推進ネットワーク(AIPN)に相談が寄せられました。AIPNは柳川市と協議を重ね、近隣住民への説明を経たうえで、市内の市有地を使用できるよう調整しました。

佐賀空港がすぐそばにあるため、離発着の合間を縫いながら慎重に準備を進めます。学生たちにとっても、大学にとっても、これは初めての挑戦です。先輩もいません。正解もわかりません。それでも、彼らは試行錯誤しながら進んでいきます。

海風が吹き抜ける柳川の地で、ロケットが夜空へと駆け上がりました。現場での調整を経て、カンサットもクレーン車の先からが落とされます。リハーサルを経て気づくことも多く、本番に向けてよい調整になったようです。

この日のリハーサルを経て、ついに種子島での本番が見えてきました。


航空宇宙産業推進ネットワーク(AIPN)は、彼らの挑戦をこれからも支え続けます。

bottom of page